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NY詩乃さんからのお便り。

これは、アロエベラを通して知り合いになりました、
写真家・詩乃さんからの2011年1月のお便りをこちらに掲載しています。
私のお友達などに、お知らせしたいのですが、
沢山愛のこもったある長文ですので、掲載する場所がなくHPに掲載しております。
とっても個人的な内容をこちらに転載しています。
普段の皆さまへお知らせする情報とは違いますので、ご関係の無い方はスルーなさって下さいませ☆
どうぞ、宜しくお願いいたします☆

では、素敵でパワフルな詩乃さんのメールを転載いたします☆

みなさま
(このメールはフォエバーを通してつながったみなさまへお送りしています)
あらためまして、明けましておめでとうございます。
今年もみなさまにとって、ますます飛躍の年となりますよう、お祈り申し上げます。

さてさて、先月セネガルの首都、ダカールへ行って参りました。
目的は数十年に一度行われるアート&カルチャーフェスティバルの一環で写真展をやることになったからです。
これは世界中のアフリカ系をルーツに持つ人たちが集まるイベントであり、
セネガル、南アフリカやモロッコなどアフリカ大陸からだけでなく、
キューバ、ブラジル、ポルトガル、フランス、カナダなど、言葉通り、世界中からミュージシャンを始めとする
アーティストが集結して、二週間に渡り表現するお祭りなのです。

そこで、幸いなことにアメリカ代表の一つとしてこのプロジェクトが選抜されました。
ここでこのプロジェクトについて少しお話させていただきたいと思います。
私はニューヨークベースのジャーナリスト二人(その中の一人はパートナーのデショーン)と組み、「We The People」というフォトジャーナリズムプロジェクトを一年以上に渡って取り組んできました。
NYの低所得者用ビルに住居を構える、もしくは以前そこに住んでいた、もしくは何かしらの形で関わっている人たちへのインタビュー、撮影をし、その数は50人以上に及びました。

すでに読んでいただいた方には重複してしまって申し訳ないのですが、NY在住のジャーナリスト、堂本かおるさんが記事にしてくださった内容をここに掲載させていただきます。

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We The People(NYプロジェクトに暮らす人たち)
私の友人でフォトグラファーの柳川詩乃さんが、ジャーナリストのリコ・ワシントン氏と組んだプロジェクト「We The People: The Citizens of Nycha in Pictures + Words」を紹介します。

これはニューヨークのプロジェクト(低所得者用の公団アパート)に暮らす人々へのリコ・ワシントンによるインタビュー+柳川詩乃による写真です。
現在、ニューヨークのプロジェクトの住人の大多数が黒人とラティーノであり、「ゲットー」「治安が悪い」など風評は決してよくありません。しかし、そこで 日々をサバイバルしながら暮らす人々にはとてもつもない魅力があることも確かです。この「We The People」は、プロジェクトの住人たちを「ゲットーに住む黒人」と一括りにするのではなく、個々の物語を語ってもらうことにより、その奥深い表情を切 り出し、写し出すプロジェクトです。
インタビュー相手には一般人に混じり、ヒップホップ評論家のネルソン・ジョージ、ミュージシャンであり、ラッパーNASの父親でもあるオル・ダラなど、多 彩なフィールドで活躍する人々も含まれています。また、このプロジェクトには登場しませんが、ニューヨークのプロジェクトからはジェイ・Zやナズなどの ラッパー、ジャネット・マクドナルドといった小説家など多くの文化人が誕生しており、彼らはプロジェクトで生まれ育ったことが自身のキャラクターと、作品 の核になっていることが少なくありません。
「We The People」は、ニューヨークやヒップホップに限らず、広い意味での黒人コミュニティを理解するきっかけになる作品だと思います。現時点で日本での発表 方法は決まっていないようですが、まずはこのプロジェクトを紹介させていただきます。柳川詩乃さんの、対象を温かい眼差しで写し取る写真、ぜひ、日本のみ なさんにも見ていただきたいです。
ちなみにタイトル「We The People: The Citizens of Nycha in Pictures + Words」(私たちは人間:言葉と写真に見る NYCHA の市民)には“プロジェクト”という言葉が出てきません。ネガティブなイメージのみを付されてしまった project の代わりに NYCHA (ニューヨーク市住宅局)という言葉が使われています。

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というわけで、この写真展をするに至ったわけです。
しかし、この道は決して楽なものではありませんでした。

航空券が送られて来て、写真のパネルの準備も完了、荷物もパッキ ングしたものの、
実際に私たちはどこで写真展をやるか、検討がつかなかったのです。
写真展をやる場所がわからないのに、とりあえずセネガルへ飛べ、 ということです。

今回の招聘については、「クイーン・マザー」と呼ばれる国連代表 の女性(もうかなりお年です)
の力がとても大きいのです。
彼女がこのプロジェクトを気に入ってくれ、後押ししてくれたのです。
なので、会場などの詳細はクイーン・マザーに聞かないとわからないのです。

しかしこのクイーン・マザーは先にNYを出て、セネガルに到着しています。
彼女の連絡先もわかりません。
私たちは砂埃の舞うダカール空港に早朝5時に到着、アーティストたちが宿泊するための施設に
シャトルバスで送られ、とりあえずそこからクイーン・マザーを探す旅を始めました。
ダカール市内は決して狭くありません。
彼女が泊まっていそうなホテルへ直接行ってレセプションの人に聞いてみたり、
彼女が参加しそうなイベントへ行ってみたりして、ようやく到着3日目に彼女の居所をつかみました
(そのときの感激ったら!彼女の手の甲に膝まづいてキスをしてしまったほどです)

ところが、そのクイーン・マザーも、「写真展をやる会場はこれから探さないとわからない」というのです。
彼女はオバマ大統領から直々にお手紙をもらい、「アフリカとアメリカの架け橋になってほしい」と頼まれて人です。
だから、私たちの写真展のために時間を割く訳にはいきません。
ただ、彼女のネットワークを利用して、どうにかしてあげる、となりました。

クイーン・マザーは連日セネガル大統領との面会、国際会議などに参加しているから、
その中の誰かと話をすればいいと。
そこでダカール市長と会合する日に、クイーン・マザーが私たちのことを話してくれ、
彼が心良く「市長の分室がある村の、使ってない部屋をどうぞ」と言ってくれました。
早速翌日その村まで行きました。

その頃にはセネガルで沢山の友人が出来、フランス語もウォロフ語もできない私たちの通訳をかって出たり、
写真展の実現を助けてくれようとする地元のセネガル人たちが何人かいました。
その中の2人がその村出身だったのです。彼らは彼らの家族に合わせてくれたり、
村の市場へ連れて行ってくれたりと、私たちを色々なところへ案内してくれました。
その村の名前はワカウといいます。とても小さな村です。
彼らの住居を見せてもらいましたが、砂の上に立っているような掘建て小屋で、
いわゆる長屋のような形、そこには近所の人が勝手に入ってきて、ついでだからご飯を一緒に
食べたりとか、子供の面倒を見たりとか、そういう場所でした。

トイレは外だし、電気もないから夜は携帯電話の明かりを頼りにしましたし、
水洗ではないので紙の代わりにやかんがぽん、と置いてあるようなところです。
決して裕福ではないにも関わらず、ワカウの人たちは会う人会う人に挨拶を欠かさず、
ありきたりの言葉ですが通勤電車にのるサラリーマンよりも、ずっと幸せにみえました。
ワカウにはカルチャーセンターがあり、
その中のアトリエには常時3人の若いアーティストたちがシェアをしてそれぞれが作品を創っていました。
それぞれイブー、ウスマン、ママドゥという名前で、全員男性です。

その作品群をみたとき、私たちはなんて素晴らしいのだろうと感激しました。
そして、私とパートナーは「どうせだから、みんなで展覧会をやらないか?」と提案しました。
市長が提案してくれた場所ではなく、
私たちはそのカルチャーセンターの方がよいのではないかという結果になりました。
お役人の関わる場所よりも、より地元のアーティストたちが関われる場所がいいと思ったのです。
また、クイーン・マザーは「文化の交換、特に若者たちが交わっていくことが
国際交流の一番の要だ」といつも私たちに言い続けていました。
その言葉も私たちを大きく動かしました。

それから何回かそのアトリエへ通い、打ち合わせをしました。
私はそのアトリエがとても気に入っていました。
彼らの作品が気持ち良さそうに壁にかかっていることもそうですが、
3階にあるアトリエのベランダから村に広がる田畑が眺められることもお気に入りの一つでした。
97%がイスラム教徒のセネガルでは、お祈りの時間になると、コーランが流れます。
そして彼らもその時間になると、そのベランダに決してきれいとは
呼べない薄汚れたマットを敷いて、その上で数分のお祈りをするのです。
お祈りしている彼らの背中の後ろに広がるワカウの村を眺めていると、
時間が止まったしまったかのような錯覚に陥りました。

合同展覧会初日。
朝10時から会場の設置をはじめて、三人のアーティストが、アトリエから次々と作品を持ってきます。
お昼には、通訳をしてくれているタールが妹が作ってくれたという
チェブジェン(ご飯と魚の煮込み料理)とビサップと呼ばれるハイビスカスティーを持って来てくれ、
みんなでそれを囲んで食べました。
ともかく、ようやく午後3時過ぎにすべてのインストレーションが完了しました。

ダカール在住のジャーナリストたちが数人、
またアフリカ全土を網羅するケーブルテレビの人たちが取材に来てくれ、
また各国からもたくさんの人たちが見に来てくれ、初日は大盛況で幕を閉じました。
クイーン・マザーはアメリカ代表のみんなを連れてやってきて、
「You made history- あなたたちは、歴史を作ったのよ」と何度も何度も私たちに言いました。
私が言い続けたことを、実現してくれて、ありがとう、と。
アーティストのみんなに一人一人話を聞き、そしてじっくりと作品を見てくれました。
イブー、ウスマン、ママドゥの三人も、とても誇らしげに自分の作品を説明しています。

その中のママドゥが私のところへ来て、しっかりと私の目をみて、
「シノ、僕は自分の作品をこうやって人に見てもらったのは初めてなんだ。本当に人生で初めてなんだ。
こんな機会を与えてくれて、本当にありがとう」
と決して上手ではない、つたない英語で言うのです。
「僕、泣いちゃいそうだ」とママドゥが言う前から私は泣いていました。
それから数日が経ち、とうとうセネガルを出発する日が近づいてきました。
元旦の日のフライトだったので、私たちは大晦日はアトリエで過ごすことにしていました。
アトリエにはみんなが集まっていました。
イスラム教徒の彼らはお酒は飲まず、彼らが持ち込んだ飲み物はビサップというハイビスカスティー、
生姜ジュース、バオバブの木から作られるジュース、タマリンドジュース、などでした。
どれもシロップのように甘く、お砂糖がたっぷり入っています。
それぞれの好きな飲み物で乾杯し、新年を祝いました。

そのときです。パートナーのデショーン(彼もアロエ愛用者です) がいきなり、
「詩乃、きみアロエベラジュース、このアトリエに持って来た?」 と聞くのです。
私はアロエベラジュースとこのアトリエがどうつながっているのか
よくわからなかったので、もう一度聞きました。
「どういう意味?アロエがなんでここと関係あるの?」
「いや、いまちょっとびっくりしてるんだよ。だってほら、きみの後ろにボトルがある」
よくわからないまま振り向くと、イブーの絵の具がたくさんついた
机の下に、なんと、あの馴染みのある、あの黄色いボトルが置いてあるではないですか!!!!!

どうして何回もここへ来ているのに、気がつかなかったのだろう?
デショーンと私はしばらく放心状態で、そのあと彼らに、「ねえ、あのボトルどうしたの?」と聞きました。
すると一番英語の上手なウスマンが「あれね、友人が持ってきてくれたんだよ。
ダカールにも支店があって、セミナーなど開催してるんだよ。僕も誘われたことがあってさ」と言うのです。
「すっごい体にいいんだよな!」とウスマンがいうと、
みんなが 「そうそう!」とうなずくのです。
「でもあまり僕は好きじゃないんだ、なんていうかやっている人た ちが強制的なんだよ」みんなもうなずきます。
なんて勿体ない!!!!!!

私は思わずスイッチがオンになってしまい、フォエバーの可能性をみんなの前で話始めました。
人によって伝わり方が違うので、それぞれが違う印象になってしまうかもしれないけれど、
でもこのボトルにはすごい可能性があると いうこと、
夢を叶えるツールだということ、そして健康でなければ何もできないということ、などなど。
「そういう風な見方があるんだね。僕は売らなければならないと 思ってた」
そういうウスマンに、「私は、一度も売ろうと思ったことはないよ。
買い方を教えてあげたことはあるけど」と言うと、びっくりしてたようでした。
まさか、セネガルの最後の夜が、このような締めくくりになるとは思ってもいませんでした。
この写真展も、このボトルに導かれたような気がしました。

ワカウの村の人たちがアロエを手にして、そして自分の夢をどんどん実現できたら・・・。
私はわくわくが止まりません。
とりあえず今やらなければならないことは、デショーンのセネガルへの国際登録です。
こんな長いメールを、ここまで読んでくださって、ありがとうございました。
またみなさんとお目にかかれる日を楽しみにしています。

ブルックリンから愛をこめて。
詩乃

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